今回のご依頼は、「車の鍵がLock(ロック)位置まで戻らず抜けない」というトラブルでした。
普段の運転では意識しない「鍵を抜く」という動作ですが、いざ抜けなくなると非常に焦りますよね。
特にエンジンを切った後、鍵が回らずロック位置まで戻らないと、駐車しても鍵が抜けないため車を離れることもできず、大きなストレスになります。
今回はそんな緊急事態に出張対応し、慎重な作業で無事に解決することができました。この記事では、実際の現場の様子と、鍵が抜けない原因・対処法について詳しく解説します。
🚗 鍵がLock位置まで戻らず抜けない…現場の状況
お客様から「エンジンを切っても鍵が抜けない」とご連絡をいただき、現場へ急行しました。
確認すると、確かにイグニッションシリンダーがLock位置まで戻らず、鍵が抜けない状態になっていました。
このような症状は放置すると悪化し、最悪の場合は鍵が中で折れてしまったり、シリンダーが破損して高額な修理につながる危険性があります。
今回も力任せに引き抜こうとすると鍵が折れるリスクがあるため、慎重な作業が必要です。
🔧 力任せは厳禁!ハンドル回りを慎重に分解し確認
現着後、まずは鍵とシリンダーの状態を丁寧に確認します。
やはりLock位置まで戻らず、鍵は動かない状態でした。
この時点で絶対にやってはいけないのが「無理やり引き抜く」ことです。力を加えると鍵が途中で折れたり、内部パーツが破損してしまい、シリンダー交換(数万円~)が必要になる可能性もあります。
そこで今回は、ハンドル回りのカバーを慎重に分解し、シリンダー内部のピンや部品の状態を確認しながら原因を特定していきました。
内部のパーツが少しずれていたため、微調整を行い正常な位置に戻したところ、シリンダーが正しくLock位置まで戻り、スムーズに鍵が抜ける状態になりました。
念のため内部の清掃と潤滑も行い、動作確認後に問題がないことを確認して作業完了です。
🔑 鍵が抜けない・Lock位置に戻らない主な原因
車の鍵が抜けない原因は複数あります。代表的なものは以下の通りです:
- ① シフトレバーが「P(パーキング)」に入っていない
AT車では「P」に入っていないと鍵が抜けない仕組みになっています。 - ② ステアリングロックの作動
ハンドルを動かしてロックが解除されると鍵が抜ける場合があります。 - ③ イグニッションシリンダー内部の摩耗や汚れ
経年劣化によりピンがスムーズに動かず、Lock位置まで戻らないことがあります。 - ④ 部品の破損・ずれ・異物混入
内部のパーツの位置がずれていたり異物が入り込んでいると、鍵が回らない・抜けない原因になります。
この中でもシリンダー内部の摩耗やピンのズレが最も多く、今回のケースでも内部パーツの微妙な位置ズレが原因でした。
⚠️ 自分でやってはいけないNG行動
鍵が抜けない時にやってしまいがちな「やってはいけないこと」は次の2つです:
- 力任せに引き抜く
→ 鍵が折れたり、内部パーツが破損するリスクがあります。 - 潤滑剤を大量に吹き込む
→ 一時的に動くように見えても、内部でホコリが固着し、かえって状態を悪化させることがあります。
抜けない鍵は専門業者による慎重な分解と調整が必要です。自分で無理に対処すると修理費用が高くなるケースも多いので、早めにご相談ください。
📍 鍵抜き修理・シリンダー調整もKeyTRUSTにお任せ
今回のような「鍵がLockまで戻らず抜けない」「鍵が抜けないままエンジンがかからない」といった症状にも、弊社は現場で即日対応可能です。
分解修理・内部調整・鍵抜き専用工具による作業など、症状に応じて最適な方法で解決いたします。
特に古い車両や長年使っている車両では、シリンダー内部の摩耗やピンの変形が原因となることが多く、適切な点検とメンテナンスが重要です。
弊社では現場で原因を特定し、その場で解決まで行います。
📞 お困りの際はお気軽にご相談ください
車の鍵が抜けない、回らない、Lockまで戻らないといったトラブルは、放置すると大きな修理が必要になることもあります。
北陸3県(石川・富山・福井)全域に明朗会計で出張対応いたしますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
出張鍵屋 KeyTRUST(キートラスト)
📞 電話:076-208-7272
📧 メール:keytrust.kanazawa@outlook.jp
🌐 ホームページ:https://kagi-keytrust.com/
車の鍵抜き・イグニッション修理・スマートキー復旧まで、石川県・富山県・福井県全域へ出張対応しております。
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